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2010年2月19日金曜日

勝利条件について微妙なケース

道標でございます。
どこに書き込むべきか迷った結果、図々しくも新規投稿させていただきました。
先日コンピュータ版で、勝利条件について微妙なゲームが発生しましたので、ご報告いたします。

バージョンは1.85。箱根戦争、2人、短期決戦。
例によって簡単の自分VS至難のコンピュータで「ひよこプレイ」。
路線条件を満たし、資金条件クリアまであと9Gの状態でターン終了。
ところが、次のコンピュータが私の路線を移動したことにより、
自分のターンでないのにもかかわらず、勝利条件をすべて満たしてしまいました。

今回はコンピュータが勝利条件を満たさなかったため、次の自分のターン終了後の勝利宣言となりましたが、
共通ルールにあるのは、「路線条件と資金条件を同時に満たした最初のプレイヤーが勝利」の記述だけです。
手番のプレイヤーに勝利条件達成の可能性があるのはもちろんですが、
手番以外のプレイヤーにも、路線使用料や大震災による目標達成の可能性が、複数人同時に考えられます。
(大震災は、開発日誌を拝見して気づきました。)
この場合は資金順、同額ならその時点からの手番順とするのが妥当でしょうか。もしくは同時優勝?

勝利条件判定のタイミングが大きく変わってしまいますが、
できればボード版、コンピュータ版ともに統一されるのがよいかと思います。
恐れ入りますが、ご検討お願いいたします。

5 件のコメント:

  1. 道標さん、ご投稿ありがとうございます。

    実は、この問題は、最初から気がついてまして、コンピュータ版の操作説明書にはこんな記載があります。


    6.9 ゲームの終了
    ”Tokyo Railways”はプレイヤーの誰かが勝利条件を満たした時点で終了します。
    本来のルールでは勝利条件を満たした瞬間にゲームは終わるのですが、コンピュータ版では便宜的に、プレイヤーターンの終了時に勝利条件判定をしているため、実際には手番を終えたタイミングで終了します。


     つまり、ボードゲーム版では大震災などで2人以上が同時に勝利条件を満たした場合、ご指摘のとおり複数のプレイヤーが同時に勝利します。
     ですが、コンピュータ版では、勝利判定を金銭が動く度にやるのを避けたかったんで、手番の最後に判定しています。この点ではボードゲーム版とコンピュータ版は厳密には同じルールではないというのが現状です。

     確かにこの違いは私もすっきりしてなかったんで、ルールを以下の様に変えようかと考えています。
    1.勝利判定は手番の最後に行う。
    2.手番プレイヤーが勝利条件を満たした時、他のプレイヤーの勝利条件もチェックして、その時点で他のプレイヤーも勝利条件を満たしている場合、資産が一番多いプレイヤーを勝利者とする。
    3.資産が同点の場合、手番プレイヤーを勝利者とする。

     この案だと、コンピュータ版への修正が比較的少なくなるんですよね。本来はボードゲーム版どおりに実装すべきなんだけど、人間と違って、あらゆるタイミングで勝利判定をするのはコンピュータにはちょっと厳しいし、コンピュータ版では勝利者の殿堂機能とか、今後実装する予定のキャンペーンシナリオ機能の都合で複数のプレイヤーが同時勝利する事態を避けたいんですよ。

     ボードゲームとしては今のルールが一番シンプルでわかりやすいのでちょっと迷ってます。
     他の方の意見も聞いてみたいので、コメントをもらえるとうれしいです。

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  2. 道標でございます。

    2.について、思うところがあります。
    私の今回のゲームのように、手番プレイヤーが勝利条件を満たさず、他の複数のプレイヤーのみが満たすこともあります。
    以下のようにするのはいかがでしょう。

    2'.手番プレイヤーの建設フェイズ終了時、全プレイヤーの勝利条件をチェックして、
    勝利条件を満たしているプレイヤーがいる場合、その中で資産が一番多いプレイヤーを勝利者とする。
    3'.資産が同点の場合、手番プレイヤーが含まれる場合は手番プレイヤーを、
    含まれない場合は手番プレイヤーから見て最も早く次の手番が来るプレイヤーを勝利者とする。

    また、路線条件を反映する手もあります。
    (サッカーで言うところの、得失点差が同じ場合は得点の多いほうを上位とするものです。)

    2''.手番プレイヤーの建設フェイズ終了時、全プレイヤーの勝利条件をチェックして、
    勝利条件を満たしているプレイヤーがいる場合、その中で資産が一番多いプレイヤーを勝利者とする。
    3''.資産が同点の場合、大都市接続数の最も多いプレイヤーを勝利者とする。
    4''.大都市接続数が同じ場合、手番プレイヤーが含まれる場合は手番プレイヤーを、
    含まれない場合は手番プレイヤーから見て最も早く次の手番が来るプレイヤーを勝利者とする。

    後者の場合、資金条件と路線条件の優先順は議論の余地があるかと思います。

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  3. 道標さん、ご提案・ご意見ありがとうございます。

     私の案にしろ、道標さんの案にしろ、いろいろと整合をとってルールを細かくしていくと、プレーする人が覚えられないものになっていく気がしてきました。

     シンプルさという点では、現在のボード版のルールも、コンピュータ版のルールも、新しい案よりシンプルでわかりやすい気がします。

     いっそのこと、現状をそのまま認めて、その違いをコンピュータ版の操作説明書の第4章にある「ボードゲーム版との違い」にはっきりとそのことを書いた方がプレイする人には理解しやすいんじゃないかという気がしてきました。

     1.ボード版とコンピュータ版はコンピュータ版の都合で勝利判定が異なる。
     2.ボード版は勝利条件を満たした時点で勝利する。複数人同時勝利もありうる。
     3.コンピュータ版は手番プレイヤーのみ手番の最後に勝利判定する。他のプレイヤーの手番に勝利条件を満たした場合も、自分の手番の途中に勝利条件を満たした場合も、自分の手番の最後になるまで勝利とならない。

     実際問題として、複数人が同時に勝利条件を満たすケースって、どのくらいの割合で発生するのかなあ。たぶん1%には達しないと思うので、今のままでもあんまり影響がない気がします。

     まだ、結論とはせずに、意見を受け付けます。

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  4. 道標でございます。
    確かに、私の案はシンプルさの面で劣るものでした。
    コンピュータ版を変更することばかり考えていましたが、ボード版を変更してはいけない、という制約はないですよね。

    「自分の手番終了時に」路線条件と資金条件を同時に満たした最初のプレイヤーが勝利
    (現在のコンピュータ版と同じ)

    ボード版をこれに統一すれば、解決するような気がしてきました。
    他人の手番の大震災で達成しても、自分の手番終了までに法人税が炸裂したら泣く羽目になるでしょうけど、
    大震災や路線使用料収入はある意味では不労所得ですので、仕方がないかとも思います。

    余談ですが、ついさっきのバンクーバー戦でまた、路線使用料による達成をしてしまいました。

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  5. 道標さん、コメントありがとうございます

     ボード版の共通ルールを変えると、全16ゲームの配布ファイルを全部作り直しになるんで、ちょっと避けたかったのですが、ご指摘の通り、ボード版の共通ルールをコンピュータ版にあわせて変えた方が、すっきりしますね。

     ボード版の共通ルールを変更する方向で進めます。
     ご意見ありがとうございました。

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